三重県三重郡菰野町にある『えす・あーとマイママ店』より、
寒くなって花が少なくなってきたこの季節のお庭を、
赤や黄色にあかるく彩る植栽たちをご紹介いたします。

イソギク

名前の通り、磯に自生するキク科の多年草です。
毎年10月から12月頃に、黄色くて丸いポンポンのような花を咲かせます。
まとまって咲くので、辺りがふわっと明るい印象になります。
葉の縁の白いギザギザもかわいいです。
日当たりと風通しのよい場所でよく育ちます。
マイママ店でも前年に比べ、かなり株が大きくなりました。
根が張るので、特に鉢植えの場合は年に1回植え替えるといいでしょう。

ツワブキ

こちらもキク科の多年草で、
10月から12月頃に、マーガレットのような形の、
一重の黄色い花をまとめて咲かせます。
日陰でもよく育ち、光沢のあるきれいな葉っぱは
冬でも緑色のまま枯れずに残っているので、
昔から庭園の下草などに用いられてきました。
病害虫も少なく、日本の気候にも合うので、お庭に取り入れやすい植物です。

マホニアコンフーサ(細葉ヒイラギナンテン)

10月から11月に黄色い花を咲かせます。
病害虫も少なく、基本的に放置しておいても大丈夫な常緑低木です。
下草としてもよく使われます。
名前にヒイラギナンテンとついていますが、
トゲが少なく、さほど鋭くはならないので、ヒイラギナンテンに比べると痛くありません。
比較的、管理が楽な植物です。
剪定は、12月から2月頃に行います。
葉っぱにトゲがあるので、剪定するときには注意が必要です。

ドウダンツツジ

ツツジ科の落葉低木です。
とても丈夫で、枝をばっさり切ってもよく芽吹き、枯れることはありません。
刈り込みに強いので、道路脇の寄せ植えから庭木まで、幅広く使われます。
3月から6月頃にはベル型のかわいい白い花がたくさん咲き、
秋には真っ赤に紅葉する、季節ごとに楽しめる樹木です。
日当たりがいい場所のほうが、花つきもよく、
秋の紅葉もキレイに色づきます。

だんだん寒くなってきて、季節は冬に向かっています。
お庭の木々は葉っぱを落とし始めて寂しげな様子ですが、
そんな季節でも負けずに花を咲かせる植物はたくさんあるんです。
公園の木々や街路樹でも、まだ紅葉も黄葉も楽しめます！
身近なところで今の季節を感じ、楽しんでみてはいかがでしょうか？

今回は、11月頃に見ることのできる花、紅葉のご紹介でした。
お庭に木を植えたい！花壇を作りたい！！
という方は、『えす・あーとマイママ店』にご相談ください(^^♪